こんにちは、ひでこです。
今日も手仕事の時間にお付き合いいただき、ありがとうございます。
ザラメって、耳にはするけれど“どう使うのかしら?”と思われる方も多いでしょうか。
お砂糖売り場でも、そっと隅のほうに並んでいたりするんですよね。
でも、春だけは少し違うんです。
特設コーナーができて、山のように積まれていることもありますよ。
関西の春の風物詩――いかなごのくぎ煮には、ザラメじゃないとあの深い色が出ないんですよね。
ふだんのお料理では出番が少ないザラメです。
でも、使うときは一気に“これじゃないと”という存在感を発揮してくれるんです。
お祭りで見かけるわたあめも、実はザラメならでは。
ふわっと空気を食べているような、あの独特の軽さ……あれもザラメの力なんですよね。
今回は、そんなザラメの風味と、ふだんの台所でそっと使える小さなコツをまとめてみました。
ゆっくり読んでいただけたらうれしいです。
風味と特徴

ザラメといえば、あの大きめの粒と、光を集めたような淡い琥珀色がまず浮かびますね。
さとうきびの甘さをそのまま留めたようなお砂糖なんです。
袋を見ただけで“ザラメやな”とわかる感じがします。
手に取ると、ころんとした粒が指先で転がって、ちょっと愛嬌があるんですよね。
舐めてみると、三温糖よりもさらりとした甘さで、甘さの角がすっと丸いまま広がるんです。
火にかけると、ゆっくり溶けていくのがザラメらしさですね。
照りを出したい料理に混ぜると、表面にきれいな艶がまとわりついてくれるんですよ。
香りは控えめで、後味にさりげない甘さだけが残って、重たさが出ないのがええところです。
特に“いかなごのくぎ煮”との相性は抜群なんですよ。
くぎ煮の照りと色はザラメじゃないと出ないんです。
ほかのお砂糖では代わりがきかへん、春だけの特別な甘さやと思いますわ。
お祭りのわたあめにも欠かせない存在ですよ。
ふわっと空気みたいに軽い甘さは、ザラメの粒が作る独特の味ですね。
溶け方がゆっくりなぶん、甘さをじんわり移したい時に向いてるんです。
「今日は艶をきれいに整えたいな」と思う日には、自然と手が伸びるお砂糖。
ザラメの持つ、あの“素朴でやわらかい甘さ”。
春の台所のざわめきまで一緒に運んでくれるような気がしますわ。
どんな料理に合う?
ザラメは、軽い甘さとすっとしたコクがあって、どこか素朴な味わいがありますよね。
粒が大きいぶん、“照りと艶”をそっと添えてくれるお砂糖です。
しっかり甘そうで、案外あっさり馴染む――そんな存在なんですよ。
ゆっくり溶ける性質があるのが、ザラメのええところです。
照りをきれいに出したい料理と相性がよくて、旨みをじんわり移したい時に向いてるんですよ。
それだけやのうて、佃煮や甘辛い煮ものにも合って、味がふんわり落ち着いてくれるんです。
魚の煮つけにもよく馴染んで、仕上がりに明るい艶が出るのが嬉しいところですわ。
炒め物にひとつまみ加えると、甘さが軽くまとまって、玉ねぎの香りがふっと引き立つんですよ。
肉料理でもクセが残らず、明るい甘辛さに整えてくれて、家庭の味がすっと決まります。
照り焼きのタレを作る時にも、ザラメはよう働いてくれますわ。
お菓子作りでは、ほんのり甘さを足したいときに向いています。
カラメル風味のラスクや、軽い焼き菓子にぴったりで、表面にすこしだけ噛みごたえが出るんです。
ほのかな香りが広がって、どこか懐かしい甘さになるんですよね。
粒の存在感が、こうばしい食感として小さく残るのも楽しいところです。
強い甘さに見えて、すっと丸いまま寄り添ってくれる。
「照りを出してきれいに仕上げたいな」という日。
そんな場面では、ザラメがいちばん頼もしい気がしますわ。
買いやすい砂糖(通販対応)
日々の台所でよく使う砂糖は、近所のお店でも手に入ります。
でも、重たい調味料は通販でまとめ買いしておくと意外と便利なんですよ。
ここでは、普段づかいしやすい砂糖を楽天で探しやすいように、一覧でまとめておきますね。
■ 上白糖(楽天で見る)
扱いやすく、どんな料理にも使える定番の砂糖。
迷ったらまずこれを選べば安心です。
■ グラニュー糖(楽天で見る)
すっきりした甘さが魅力。
お菓子づくりや飲み物に向いています。
■ 三温糖(楽天で見る)
やさしいコクと色味がほしい料理に。
煮ものや照りを出したいときに便利です。
■ きび糖(楽天で見る)
自然な甘さで人気。
香りをいかしたい料理や下味づけにおすすめです。
■ てんさい糖(楽天で見る)
クセが少なく甘さがまろやか。
普段づかいにも取り入れやすい砂糖です。
■ 黒糖(楽天で見る)
深いコクと豊かな風味が魅力。
料理にもおやつにも、少量で味が決まります。
■ ざらめ(楽天で見る)
大粒の食感が楽しい砂糖。
飴づくり、つけもの、お祭りの屋台風にも使えます。
ひとことメモ
ザラメは、軽やかな甘さと明るいコクがある“素朴な”お砂糖です。
ひとつまみ加えるだけで照りがすっと決まって、見ためまできれいになるんですよ。
ザラメはさとうきびの甘さそのもののような粒なんです。
そやから、風味はあっさりめで、料理にやさしい艶を添えてくれるんですよね。
三温糖と似て見えて、ザラメにはザラメならではの“粒の存在感”があるんですわ。
「照りをもう少しきれいに出したいな……」
そんなふうに思った時、ザラメは台所でそっと助けてくれる甘さですね。
春の台所の空気がふわっと混じるようで、つい手が伸びてしまいますわ。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょうね。
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